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このブログの記事は、構成から下書き、図解、投稿までAIが作っています。それでも公開ボタンを押す前に、必ず人の手で直している場所が7か所あります。
きっかけは、開設11日・記事17本で申請したGoogle AdSenseが「有用性の低いコンテンツ」で不承認になったことです。AIで書いたから落ちたのではなく、AIが書いたものをそのまま出していた部分が「役に立たない」と判定された、と受け止めました。そこから決めたチェックリストを、実際に直した例つきで公開します。
この記事でわかること
・AIで書いた記事が「有用性が低い」と判定される本当の原因(AIかどうかではない)
・公開前に人の手で直す7か所のチェックリストと、実際に直した例
・AI・人間・機械の分担の決め方
・チェックにかける時間を増やさずに済む仕組み
先に結論:落ちるのは「AIが書いたから」ではない
Googleは検索セントラルの公式ブログで、AIを使って作ったコンテンツそのものをガイドライン違反とはしていません。評価するのは「誰が書いたか」ではなく「読者の役に立つか」だと明言しています。AdSenseの「有用性の低いコンテンツ」も同じ考え方です。
では、AIが書いた記事の何が「役に立たない」のか。20本書いて分かった答えは、AIは「それっぽいが、確かめていないこと」を自然に混ぜてくるということです。根拠のない数字、体験していない失敗談、いつの話か分からない情報、中身のない決まり文句。これらを人が取り除かないと、読者にとって信用できない記事になります。
結論:AIは「土台」を作り、人は「確かめていないこと」を消す。これを7か所に絞って毎回同じ順番でやると、チェックにかかる手間が増えずに済みます。
公開前に人の手で直す7か所

① 数字と固有名詞:根拠がなければ消す
AIは「30分で終わります」「月10万円も可能」のような数字を、根拠なく入れてきます。読者が一番信用するのが数字で、一番裏切られるのも数字です。
実際に直した例
「Claude Codeでブログ運営を自動化した話」の下書きには、記事1本あたりの所要時間が入っていました。でも私は時間を計っていません。計っていない数字は丸ごと削除して、「最初の9本は手貼り、3日目から自動投稿」という、記録に残っている事実だけにしました。料金や手数料は、公式サイトの画面を見てから書きます。
② 日付と日数:開設日から数え直す
「開設○日目」「申請から○日」のような日数は、AIが平気で1日ずらします。今日が何日か、開設日が何日か、どちらを1日目と数えるかで簡単にズレるからです。AIの下書きの日数が実際とズレていたことは、一度ではありません。
今は「開設日を1日目として、今日の日付から計算する」というルールをAIへの指示書に書き、記事に日数が出るたびに自分でも数え直しています。自信がないときは、日数を書かずに「開設2週間あまり」のように幅を持たせます。
③ 体験にない逸話:それっぽい失敗談を削る
これが一番危ないところです。「実録」と頼むと、AIは私が経験していない失敗談や会話を足してきます。「最初は3回連続で却下されて落ち込みました」のような、いかにもありそうな話です。
対策は、記事にする前に「何があったか」を私の側の記録(メモ)に残しておき、メモにないことは書かないとAIに指示することです。それでも混ざるので、公開前に「これ、本当にあった?」と自分に聞きながら読みます。「ASP3社の実録」は、日付と結果をメモから起こしたので、逸話がゼロで書けました。
④ 期限付き・時期依存の文言:そもそも書かない
「9月7日まで最大30%オフ」のような文言は、書いた瞬間は正しくても、期限が過ぎた途端に読者をだます記事になります。私はサーバー比較の記事で実際にこれをやり、期限が切れてから本文とボタンの文言を消して回りました。
今のルールは「期限付きの割引は書かない。キャンペーンの有無だけ書いて、条件は公式サイトで確認と添える」です。「2026年○月時点」と時点を明記するのも、あとで読んだ人が判断できるので有効です。
⑤ 決まり文句とかさ増し:中身のない文を消す
「いかがでしたか」「〜と言えるでしょう」「〜することが重要です」「ぜひ参考にしてください」。AIが好む決まり文句は、1文消しても意味が変わらないのが特徴です。意味が変わらない文は、読者の時間を奪っているだけです。
先回りして禁止する
消す作業を減らすには、書く前に禁止するのが早いです。私はAIへの指示に「『いかがでしたか』『〜と言えるでしょう』『重要です』は使わない」「1文消して意味が変わらない文は書かない」と入れています。これだけで、消す量が目に見えて減りました。
文章の削り方そのものは、『新しい文章力の教室』(唐木元)が教科書として一番使えました。「完読される文章」を作る考え方は、AIが書いた文を直すときにそのまま当てはまります。
⑥ リンク・画像・ブロックの中身:ここは機械に任せる
内部リンク先が実在するか、画像のalt(代替テキスト)が内容を説明しているか、記事のブロックが正しく閉じているか。ここは目で見るより機械で確認したほうが確実です。
同じミスを4回繰り返した話
WordPressの記事は「ブロック」という単位で書かれていて、開始と終了の目印が対になっています。AIはこの終了の目印を、4本の記事で同じように打ち間違えました。目で読んでも気づけない種類のミスで、そのまま公開すると編集画面に「このブロックにはエラーがあります」と出ます。今は公開前に「打ち間違いがないか」を機械で検索するのを必須にしています。AIは同じミスを繰り返すので、直すより「毎回チェックする仕組み」を作るほうが早いです。
⑦ 結論の位置と、自分の一文
AIの下書きは、結論が真ん中や最後に来がちです。結論は冒頭に動かします。そして、記事に1か所は「私はこうだった」という自分の言葉を、AIに頼まず自分で書き足します。
この一文があるかないかで、記事の読まれ方が変わります。noteで一番読まれたのも、ツールの解説ではなく「2つ目のAIを入れて、私がどう感じたか」を書いた記事でした。AIは「一般的に正しいこと」は書けますが、「あなたがどうだったか」は書けません。そこが人間の仕事です。
分担の決め方:AIが書く・人が直す・機械で検品する

7か所を全部自分の目でやると時間がかかります。だから「人にしかできないこと」と「機械のほうが確実なこと」を分けました。
| 担当 | やること | 理由 |
|---|---|---|
| AI | 構成案・下書き・表と囲み枠・図解とalt・抜粋・タイトル案 | 量と速さ。土台づくりはAIのほうが速い |
| 人間 | ①〜⑤と⑦:数字・日数・逸話・期限・決まり文句・自分の一文 | 「本当か」「自分はどうだったか」はAIに判断できない |
| 機械 | ⑥:ブロックの閉じ忘れ、リンク先の実在、公開ページの確認 | 目視より確実。毎回同じ手順で回せる |
AIの使い分けは、下調べと構成案はChatGPT、本文と推敲はClaude、投稿と検品はClaude Codeにしています。理由は「ChatGPTとClaudeの違いを副業目線で比較」に書きました。推敲を頼むときは「指摘だけ出して、書き直しはまだしないで」と頼むと、直すかどうかを自分で決められます。
チェックの手間を増やさない3つの工夫
工夫①:ルールは「指示書」に書いて毎回読ませる
7か所のルールをAIへの指示書(私はメモファイル)に書いておき、記事を作るたびに読ませます。「決まり文句を使わない」「メモにないことは書かない」を最初から守った下書きが出てくるので、直す量が減ります。頼み方の基本は「プロンプトの書き方入門」にまとめています。
工夫②:記録を先に、記事を後に
やったことは、その日のうちに日付つきでメモに残します。記事はメモから起こす。この順番にすると、③の逸話も①の数字も、メモにあるものしか書けなくなります。
工夫③:ミスが出たら「直す」より「チェック項目に足す」
ブロックの打ち間違いを4回繰り返して学びました。同じミスは必ずまた起きるので、1回目で「毎回確認する項目」に入れてしまうのが結局いちばん速いです。
この7か所は、自分のブログを持っていて初めて意味があります。まだブログがない人は、私がスマホだけで開設したConoHa WINGの手順を「スマホだけでConoHa WINGにブログを作った全手順(実録)」に写真付きでまとめているので、そこから始めてください。
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よくある質問
Q. AIで書いたことを記事に書くべき?
A. 私は運営者情報のページに「記事はAIと一緒に作り、公開前に人が確認している」と書いています。隠す理由がないのと、読者が判断できるほうがいいからです。記事ごとに「AI生成」と書く必要はないと考えています。
Q. 7か所を直したらAdSenseに通る?
A. 分かりません。私はまだ再申請していません(不承認から2〜3週間あけて、独自体験の記事を増やしてから出す予定です)。結果が出たら「スマホだけでAdSenseに申請するまで」に追記します。ただ、7か所を直すのは審査のためというより、読者に嘘をつかないためなので、通っても通らなくても続けます。
Q. チェックにどのくらい時間がかかる?
A. 計っていないので数字は書きません(①のルールどおりです)。感覚としては、記事を読み通す時間+αで、下書きを一から書くよりずっと短いです。
Q. ChatGPTだけで記事を書いている人も同じ?
A. 同じです。7か所はツールに関係なく起きます。ChatGPTで記事を書く手順は「ChatGPTでブログ記事を書く方法」に書きましたが、そこで使っているプロンプトにも、この記事の①⑤を入れています。
まとめ:AIは土台、責任は公開ボタンを押す人
この記事のまとめ
・「有用性の低いコンテンツ」はAIかどうかではなく、確かめていないことが混ざっているかどうか
・人の手で直すのは7か所:数字/日数/逸話/期限/決まり文句/リンクと画像とブロック/結論と自分の一文
・⑥は機械に任せる。AIは同じミスを繰り返すので、チェックを仕組みにする
・ルールは指示書に書いて先回りで禁止、記録を先に取ってから記事にする
・「私はこうだった」の一文だけは、自分で書く
AIで記事を書くこと自体は、もう特別なことではなくなりました。差がつくのは、公開前に何を確かめるかです。まずは次の1本で、①の数字と③の逸話だけでも確かめてみてください。それだけで、記事の信用が変わります。


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